いつも思うことですが、
テレビのニュースというのはどうしてこう
嫌なことばかりなんでしょうね?
殺人、子供への虐待、詐欺、事故、
あとは 政治政略のもつれた話。
テレビの時代になってからというもの
刺激的な画像で見る人の興味を引きやすい内容のものばかりが
優先されるようになってしまいました。
新聞離れが進んでいる中、
新聞の記事を読んで
Happyな気分になったという読者からの感想を集めた本があるんですね。
ある一つの話題。
桐蔭学園と東福岡のラグビーの決勝戦の前日。
決勝戦の主審を務めるレフリーには2才になる心臓病のお子さんがいて、
アメリカへの渡航のために募金を募っていること知ったコーチは監督に募金を提案します。
そこで監督・選手らが動いて両校の選手や生徒たちから急きょ募金を募りました。
翌日の試合は両校同点のまま、
63大会ぶりの両校優勝という結果で終わりました。
当日の閉会式の場で募金箱を手渡されたレフリーの涙をこらえている姿が
優勝旗授与のシーンの写真より大きく掲載されていました。
これを読んだ17才の高校生の
読み進むと涙が出てきた。
感動で泣いたのはどれくらいぶりだろう・・(一部抜粋)
という感想が一緒に掲載されていました。
今頃はニュースならネットで素早く時系列で読めるし、
もう新聞はとらなくていいか・・・と
最近も考えていたところでしたが、
新聞というのは心温まる小さなニュースも載っていたりするんですよね。
丁寧に読んでいないだけで
新聞も捨てたもんじゃないよねと思いました。

- 作者: 日本新聞協会
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/07
- メディア: 単行本
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