姑息なことしやがって。。。とかいう
この「姑息(こそく)」の意味を知らずに誤って使っていました。
きょう テレビを見ていると
日本語の変化や誤用を取り上げた話題で、
この「姑息」の意味は?・・と街頭の人たちに尋ねていました。
たいていの方は
「卑怯」「ずるい」とかの意味合いを言っています。
ところが、
この「姑息」の本当の意味は「一時しのぎ」なんですってね。
これには驚きました!
「姑息なことしやがって」っていうのは
「卑怯なことしやがって」・・ではなく
↓
「一時しのぎなことしやがって」・・ってことなんですね。
何十年もずーっと間違ったまま使っていました^^;
前にも何だったか間違って覚えていた言葉があったり
なんとなく使う場面はわかっているんですけど
意味がうやむやなまま使っている言葉って
他にもきっとあると思いますね。
間違っていたとしても、ほとんどの人がずっと長い間使い続けると
違う意味の言葉に変化してしまった言葉というのも歴史的にはあるみたいですね。
言葉の乱れも話題に取り上げられていましたが、
長い年月で変化していくのは
留められないことでしょうね。
だって 今、江戸時代の言葉使ってないですもんね。
小さな変化はそのとき「間違い」と言われるけど
大きく変化したものは歴史的変化となるんですから・・

現代日本語における進行中の変化の研究―「誤用」「気づかない変化」を中心に (ひつじ研究叢書(言語編) 第93巻)
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