街は令和元年のお祝いムードでごった返していますね。
私の人生も昭和~平成~令和と、
三つの元号をまたぐことになりました。
元号の変更は天皇の崩御と共に行われてきたものを、
何百年かぶりに平成の天皇は生前に退位されました。
いろいろ議論もあったようですが、
私は良かったのではないかと思います。
その一つは、
退位に向けた天皇の思いを直に聞くことができたこと。
元号の変更をこれまでのように崩御を前提としていたら、
天皇の気持ちや考えを知ることができなかったはずです。
人間味にあふれたその思いに
心打たれた人も多かったのではないでしょうか?
二つ目は、80歳も超える高齢で公務に就くのは過酷なこと。
今は昔よりずっと長寿になっていて、
生きている限り公務を行うというのは無理があるでしょう。
昔の天皇の生活とは全く違うはず。
元号が天皇の生きている限り続くように決まったのは、
天皇退位の後も実権を握っていた院政の時代があったから、
以降、天皇の権力を守るために生涯天皇制となったといいます。
もう時代背景が全く違います。
上皇と上皇后にはこれから
ゆっくりと過ごして頂きたいと思います。
令和の時代のスタートをお祝いします。