これから、昨年(平成31年1月~令和元年12月)の医療費を返してもらう申請します。
医療費の還付申告ですが、5年以内ならいつでもできるので、申請の機会を逃してる年は無かったか?調べてみてもいいかもですよ。
事業をしている人などは確定申告のとき同時に医療費控除ができます。
確定申告が済んでしまった年の分は、修正申告できます。
私は給与所得なので、年末調整で税額が確定していますので、改めて医療費の還付請求をする必要があります。
昨年も還付申告したので要領はだいたい分かっているつもりでしたが、
ところどころ記憶が飛んでいます。
昨年に書いたはず・・の記事を探しました。
先ず、医療費控除の金額は、
支払った医療費からA・Bを差し引いたものとなります。
A・・10万円 又は、所得が200万円未満の人は所得の5%の金額
B・・保険金や高額医療給付金など受け取った金額
もちろん、還付される金額は先に納めている源泉税徴収額以内ですけどね。
昨年と同じように、全部パソコンで作成します。
作成した書類は印刷して郵送でOKです。
準備するもの
◎所得が分かるもの、源泉徴収税額が分かるもの
- 給与所得者の場合・・・源泉徴収票(該当年のもの)
※詳しくはこちら⇒【確定申告書等作成コーナー】-入力に必要な書類
◎支払った費用の領収書・レシート
- 医療費・医療器具・医療用品など。
- 入院した時に必要のため購入した日用品など。
- 交通費。
どんな費用が医療費控除の対象になっているのか?など、
詳しくは国税庁のホームページへ
◎受け取った金額が分かるもの
- 保険金など
- 高額医療給付金額の分かるもの
作成する書類
書類は税務署に取りに行かなくても大丈夫です。
去年も利用した「確定申告書等作成コーナー」というWebサイトで作成します。
必要な欄に記入していけば自動で計算されて、申告書が完成します。
(記入途中で中断しても再開できます。)
始める前にまず、「ご利用ガイド」に目を通しておくと分かりやすいかも・・です。
申告に必要な「医療費控除の明細書」は入力を進めていくと作成できます。
作成方法が4つ提示されますので、その中から選べます(次の図)
1番目の「医療費の領収書から入力して、明細書を作成する」
この方法は、支払った先(病院・薬局など)ごとに合計した金額を入力していけば、自動的に作成コーナー内で集計され「医療費控除の明細書」が作成されるので、
自分で表など作る必要もないですし楽ちんです。
私はこの方法にしました。
2番目の「医療費集計フォームを読み込んで、明細書を作成する」
この入力方法は、先に下の画像にあるように「医療費集計フォーム」(エクセルなど)をダウンロードして、自分でフォームに医療費の内容を入力し作成・保存しておく必要があります。
⇒ 医療費集計フォームのダウンロード
この方法を選択すると、ここで保存したデータを読み込んで「医療費控除の明細書」が作成されます。
3番目4番目の方法の説明はここでは割愛します。
申告書が完成したら、ダウンロードします。
その時に、
「印刷する帳票の選択」という欄で、必要なものだけ残し後はチェックを外します。
(↑ココが分かりにくい!自分にはどれが必要なのか?って分からないですよね。)
▶ 今回還付申告に必要なのは、
・申告書B第一表
・医療費控除の明細書
【提出用】と【控え】も✔チェックしておきましょう。
ダウンロードしたものを開き(pdfファイルで表示されます) そのまま印刷します。
印刷したら、申告書の押印、提出日の記入(未記入だった場合)を忘れないようにして、所轄の税務署に送付します。
自分の控えにも受付印が欲しい場合は、切手を貼った返信用封筒を同封します。
※医療費の領収書などは同封せず、自分で保管(5年)します。
以上で完了です。
今年はコロナの感染防止もあって、何処もオンラインでの手続きを推進していましたからね。わざわざ税務署に行かずに済む方法、良いと思います。
昨年も思ったことですが・・。
政府がものすごく便利そうにアピールしているe-Taxは、マイナンバーカードが手元にないとダメだし、(マイナンバーカードの取得率20%だとか・・)さらにカードを読み取るための「ICカードリーダライタ」っちゅうのが無いとダメ。って・・・いったいどこが便利なん?って思いますね。
郵送で充分ですやん。
おわり。